アメリカにあるオフィスで働くことが決まった!日本のオフィスでは働いたことはあるけれど、アメリカのオフィスで働くってどんな感じなんだろう?どんなことに気をつけた方がいいのだろう?映画のワンシーンにあるように同僚の分までスタバでコーヒーを買って出勤!?
新しい土地に来て、新しい環境で働くってすごく緊張しませんか?些細なことでも結構気になりませんか?
そんな疑問を解決するために、アメリカのオフィスで働くなら知っておきたいマナーをご紹介。基本的には、アメリカのオフィスでも日本のオフィスでも節度あるマナーで同僚と接したり、仕事と向き合うのが普通です。
アメリカのオフィスで働く!!ひゃー!どうしよう!?とそんなに難しく考えなくても大丈夫ですよ。細かいマナーは、会社によって変わると思うのでこの記事内で紹介するのはあくまでも基本的なマナーということで参考にしていただけたら嬉しいです。
中には、そんなの当たり前じゃん!ということも書いていますが、その当たり前ができていない人もいるので一応書いておきますね。それではさっそく見ていきましょう!
*アメリカにある日系企業と完全なるアメリカ企業では若干オフィスマナーが異なることもあります。
1. オフィスマナー: 出勤編
①就業開始時刻よりも前に余裕をもって出勤。アメリカでももちろん遅刻は厳禁!
当たり前のことですが、必ず就業開始前には出勤しましょう。アメリカでは多くの人が車で通勤をするため、朝は渋滞ラッシュに巻き込まれる可能性大です!どんなトラブルに巻き込まれるか分からないので余裕をもって自宅を出た方がいいで。
特に新しい職場で働く場合は、早めにオフィスに到着するようにして、同僚が何時くらいに出勤しているのか様子をみることをお勧めします。
オフィスによっては、渋滞回避のために就業時間より早めに出勤をして仕事を開始し、就業終了時刻よりも早く仕事を切り上げて帰宅することを認めている会社もあるようです。
パート勤務の場合は、あまりにも早くタイムカードを押してしまうと賃金を稼ぐために早めに来ていると思われる可能性があるので、オフィスに早く到着しても就業開始5分くらい前までは自分の出勤の記録を残すのを待った方が無難です。
もちろん上司から早めに出勤をして仕事を与えられているようであればタイムカードに打刻して良いです。
②遅刻・欠勤の連絡を必ずする。
これも当然のマナーですね!遅刻や欠勤をするならしかるべき部署(人)に必ず一報を入れましょう。就業開始時刻を過ぎてからの一報はマナー違反です。
もし車のトラブルや電車の遅延のために遅れそうなのであれば、オフィスに一報を入れる際に「いま○○辺りにいる。〜の理由で○分遅れそう/遅れるかもしれない」と伝えると良いと思います。
2. オフィスマナー: オフィス内編
①積極的に挨拶をする。
挨拶といってもアメリカのオフィスではお辞儀をする必要はありません。ついついお辞儀をしてしまいそうになりますが、お辞儀の変わりに握手をするのがアメリカでは一般的な挨拶の方法です。
自分の名前を名乗った後にササッと手を差し出して握手!このささっと手を出すタイミングに慣れるまではぎこちなくなりがちですが、何回も繰り返しているうちにコツをつかめると思います。
まずは名前と顔を覚えてもらうためにも元気よく自己紹介をして自分をPRしていきましょう!アジア人の名前やアクセントに慣れていない人もいるので、名前を名乗るときは少しゆっくりめ&はっきり言うと良いですよ。
②メールでも会話でもスラング・gonna・wanna・gottaは絶対に使わない。
カジュアルな英語を話すことに慣れてしまっている人に多いのが、オフィス内でもgonna・wanna・gottaそしてスラングを使ってしまうことです。これはオフィスには不適切なので気をつけましょう。
自分では気をつけているつもりでも普段からgonna/wanna/gottaを使い慣れてしまっていると、ついつい癖でカジュアルな表現を使ってしまいます。
ちなみに、gonnaはgoing toのカジュアルな言い方、wannaはwant toのカジュアルな言い方、gottaはhave to、have got to、またはgot toのカジュアルな言い方です。
よくアメリカに留学して日本に帰国した人がどんな場面にでもgonna/wanna/gottaを使いがちなのですが、これらはカジュアルな表現であって正確な英語表現ではないということを覚えておきましょう。
使ってはいけないということではなく、使うシーンをちゃんと選びましょうね。gonna/wannaを使うと何となくかっこよく聞こえるので使いたくなる気持ちは分からなくもないですが。笑
③指示をされたことが分からなければ正直に聞き直す。
もちろん日本にある全部のオフィスがそうという訳ではないですが、日本のオフィスって質問しにくい環境だと思いませんか?「もう一回聞いたら怒られそう」「そんなことも分からないの?と言われそう」「もう一度教えてもらうなんて申し訳ない」などと思ってしまうんですよね。
アメリカのオフィスでは、後から間違いを指摘されて訂正するよりも、指示が分からなければはっきりと「理解できなかったから教えてください」という方が好まれます。
指示されたことを一回で理解するのがもちろん理想的ではありますが、英語の問題もあり全て理解できないこともあるかもしれません。そんな時は遠慮をせずにもう一度教えてもらいましょう。(ちゃんと相手に敬意を払いましょうね!)
④貴重品はオフィスに置き去りにしない。
自分のデスクから離れるときは、携帯電話やお財布などの貴重品を必ず持ってオフィスを出るようにしましょう。同僚から「うちの会社は盗難起きたことがないよ」と言われても、持ち歩くのがベター。
⑤人が話しているときは遮らない。
これも当たり前の話ですが、誰かが話しているときは話が終わるまでじっくり聞くのがマナーです。人の話を遮るのはやめましょう。
⑥匂いが強い物はオフィス内で食べない。
アメリカのオフィスでさすがに納豆を食べる人はいないと思いますが、匂いの強い食べ物は他の人の迷惑になるので、食べるなら外で食べましょう。
⑦自分のデスクに私物を置きすぎないようにする。
映画のシーンでもよく見かけますが、アメリカのオフィスでは自分のデスクに家族の写真だったり、手紙などを置いているイメージがありますよね?
写真や小さな植物を置くくらいなら問題ないと思います。度が過ぎなければOK!
⑧あまりにも体調が悪いなら欠勤する。
高熱や咳が激しく出ているのに頑張って出勤する人っていますよね?どうしても仕事にいかなければいけない場合もありますが、基本的にアメリカではあまりにも体調が悪いなら欠勤するのがマナーだと言われています。
鼻が詰まっているとか微熱くらいであれば出勤するべきですが、相手の迷惑にもなるのでいさぎよく欠勤の連絡をしましょう。
⑨会議中に髪の毛を触らない。
たま〜にオフィスの中にいますよね。自分の髪がやたらと気になってずっと髪を触っている人。自分専用のオフィス内ならまだしも会議中や同僚との共有スペースで髪をいじくるのはマナー違反。
⑩ランチ以外の飲食はほどほどに。
ランチ以外でも軽食としてチョコレート一つ、スニッカーズ一本をデスクで食べている人をよく見かけます。口にささっと入るような食べ物であればランチ以外でも食べても問題はないと思います。
だたし、勤務開始初日からデスクでお菓子は食べない方がいいです。周囲の様子をみて、みんながどんな物を食べているのかちょっと確認してから食べましょう。
3. オフィスマナー: 身だしなみ編
①香水は控えめに。
これも常識ですが、香水は控え目もしくはつけない方が無難です。(たまにものすごい強烈な香水?整髪料?を使っている人もいますが。)
②派手な服装はマナー違反。
基本、みんなシンプルで控えめな服装な人が多いです。短いスカートやタイトな洋服はプライベートの時に着ましょう。
スニーカーで通勤するのは良いですが、オフィスに着いたら履き替えるのがマナーです。
③アクセサリーは控えめに。
首・腕・耳にジャラジャラと音が鳴りそうなアクセサリーを身につけるのはマナー違反。
メイクも控えめな人がほとんどなので、あまりメイクも派手にし過ぎないように気をつけましょう。
4. アメリカのオフィスで働くなら知っておきたいマナーまとめ
今回はアメリカのオフィス内でのマナー(エチケット)について紹介しましたがいかがでしたか?
これからアメリカで仕事を探す予定という方には以下の記事もおすすめです。
参考: 【アメリカ移住者必見】アメリカで仕事探しに使える求人サイトを紹介!
オフィス内に日本人一人となるととても緊張しますし、日本語であればスムーズに今までできていた仕事内容もそう上手くいかず悔しい思いをすることもあるかもしれません。
でもそれはきっと、後から思い返せば自分の成長につながることだったんだなと思える日が来ることを信じて前向きに進んで行きましょう!最後まで読んで頂きありがとうございました。
少しでもこの記事がお役に立てたら嬉しいです!
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