アメリカで銀行口座を開設したいけれど、メガバンクからローカルバンクまで数が多過ぎてどこの銀行にしたら良いか分からない〜!という経験はありませんか?
今回はアメリカに数多くある銀行の中でも特徴別におすすめの銀行をまとめました。これからアメリカで新規口座を開設したいなと思っている人の参考になれば嬉しいです。
アメリカで銀行選びの目安
まず、アメリカで数多くある銀行の中から選ぶ際に以下のことを目安にすると選択肢が狭まると思います。
- FDIC (Federal Deposit Insurance Corporation)*1 に加盟している
- 海外送金がしやすい。*2
- 円・ドルの両替がしやすい。
- ATMの普及
*1: 銀行預金を保障する政府機関。一般的には10万ドルまで保障。
*2: International Department のある銀行で手数料が比較的安い銀行を選ぶ。
アメリカで銀行口座を開設するのに知っておくと便利な知識は別記事で紹介しています。口座の違いや覚えておくべき英語・フレーズも紹介しているのでぜひ読んでくださいね!
参考: アメリカで銀行口座を開設する方法!アメリカ生活予備知識
1. CHASE: Checking Accountのオプションで選ぶならおすすめ!
(引用)
アメリカニューヨーク州に本社を置く銀行です。2011年にBank Of America(バンク・オブ・アメリカ)を抜きアメリカ最大の資産を擁する銀行となりました。
CHASEのChecking Accountは以下の4種類の中から選ぶことができ、自分に合った口座が見つけやすいです。
- CHASE Total Checking
- CHASE Premier Plus Checking
- CHASE Premier Platinum Checking
- CHASE High school Checking または CHASE College Checking(学生向け)
毎月のサービス料金は6ドル〜設定されていますが(口座の種類によって異なる)、サービス料金が無料になる条件は比較的クリアしやすい内容になっています。見やすい表はCHASEのホームページから確認できます。
CHASEはモバイル用のアプリも充実しているので、手元のスマートフォンから自分の口座のステイトメント(明細)を確認することもできます。
- CHASE支店数: 5,200店舗 (アメリカ25州)
- ATM: 16,000以上 (日本語オプションあり)
- 海外送金対応 (受取手数料15ドル〜、送金手数料40ドル〜)
2. WELLS FARGO: 支店数の多さで選びたい人におすすめ!
(引用)
WELLS FARGOは、ウェルズ・ファーゴと読みます。アメリカカリフォルニア州サンフランシスコに本社があり、特にアメリカ西部を地盤としています。
- WELLS FARGO支店数: 6,200店舗 (アメリカ40州)
- ATM: 12,500以上 (日本語オプションなし)
- 海外送金対応 (受取手数料16ドル、送金手数料45ドル)
WELLS FARGOのATMは日本語オプションはありません。ただし、画面は現金引き出しなのか、入金なのか、小切手を換金したいのかオプション別に項目が分かりやすくまとめられてきます。更に、画面は利用者に合わせてカスタマイズされています。
3. US Bank: Certificates of Deposit(CD)の利率の高さで選びたい人におすすめ!
(引用)
US Bankは、アメリカメネソタ州ミネアポリスに本社を置く銀行です。Certificates of Deposit略してCDとは、日本の定期預金に近い口座の種類です。CDを利用したい人は利率を各銀行ごとに比較してから選ぶことをおすすめします。
US Bankの利率はオンラインバンクに比べると下がりますが、アメリカを代表するメジャーな銀行よりは利率が良いです。主要バンクの利率は平均0.01〜0.25%の範囲で設定されていますが、US Bankは0.05〜0.35%で設定されています。(預け入れ期間によって異なる。)
- US Bank支店数: 3,013店舗 (アメリカ30州)
- ATM: 5,323 (日本語オプション未確認)
- 海外送金対応 (受取手数料25ドル、送金手数料50ドル)
US Bankは西海岸とアメリカ中西部に支店が集中しています。
4. Bank of America: 詐欺防止システムを考慮したい人におすすめ!
(引用)
Bank of Americaは、日本人の利用率が高いイメージがあります。アメリカを代表する銀行で、ノースカロライナ州シャーロットに本社があります。バンカメと略す人もいます。
アメリカでも銀行絡みの詐欺行為は残念ながら頻繁に発生しています。そのため、どの銀行も詐欺防止システムに力を入れていますが、その中でもJavelin Strategy & Research社の調査によるとBank of Americaの詐欺防止システムは、最もセキュリティの信頼性が高いという結果になったそうです。
- Bank of America支店数: 5,096店舗 (アメリカ35州)
- ATM: 16,220 (日本語オプションなし)
- 海外送金対応 (受取手数料16ドル〜、送金手数料45ドル)
アメリカでおすすめの銀行4選まとめ
今回はアメリカで銀行口座を開設するのにおすすめの主要銀行4行を紹介しましたがいかがでしたか?
主要銀行でなくてもローカル銀行を選ぶという選択肢ももちろんあります。用途に合わせてメインバンクとサブバンクで口座を開設するのもおすすめですよ。
ちなみに私はローカルな銀行とCHASEを利用しています。CHASEは割とカスタマーデスクの対応もよく使いやすいです。
少しでもこの記事がお役に立てたら嬉しいです!
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