最近「英語が全然できなくて困っています。どうしたらいいですか?」というお問い合わせが増えてきました。英語を話せるようになりたいのになかなかできるようにならなくて焦る気持ちよ〜く分かります。
英語が話せる・理解できるようになると入手できる情報量も増えるし、世界観も変わるし、自分にとってプラスになることが多くなると思うんです。だから個人的には英語ができるようになるってとても大切だなと思っています。
さてさて、今回は久々に英語に関する話を書こうと思いますが、始めに言っておくと今回記事の中では英語の勉強方法は紹介しません。じゃ何について書くのかと言うと、英語ができなくて悩んでいる人に向けてちょっとだけでも前に進めるような話をしようかなと思います。
はい、意味分かりませんよね。とりあえず読んでください。笑
1. 「英語ができない」というネガティブな発想をまずはやめよう!
「できない」と思っている時点で英語は「できる」ようにはならないです。跳び箱だって「飛べない。無理」と思いながら飛んだら絶対飛べないですよね?
できないと思ったり口にするということは、自分でここが限界なんだーー!と言ってしまっているようなものです。つまり、自分で壁を作ってしまっているということですね。
英語は誰だってやればできるようになる!というのが私の持論です。日常英会話できるからそんなこと言うんじゃないの!?って思われそうですが、私の場合、学生時代を振り返っても英語が得意です!なんて言える時期は一度もありませんでしたよ。
何を隠そう学生時代の英語の成績なんて普通またはそれ以下でしたから。そんな人が今アメリカで生活しています。
英会話教室を運営していた頃も、アメリカに来てからも「私は英語ができない人」と自分で作り上げた殻の中に閉じこもっている人が結構いるなと感じていました。
もし、英語が話せるようになりたい・理解したい・英語でコミュニケーションを取れるようになりたい!と思うなら、自分でその殻を破るしかありません。誰かに助けを求めて破ってもらおう!っていうのはなしね。笑
2. 人に英語の勉強方法を聞いただけでは英語はできるようにならない
あなたは英語ができる人に「英語はどうやって勉強したの?」と質問をしたことはありますか?その質問をした後、あなたはどんなことをしましたか?きっと次のような行動に出たのではないのかな?と思います。
- おすすめされた参考書を買ったり、勉強方法を試す。
- 勉強方法を知るためにもっと細かく質問してみる。
- とりあえず質問をしてみたもののウンウンとうなずいただけ。
- 教えてもらった方法はハードルが高そう(めんどくさそう)だから無理だと思う=試さない。
1の人は、言うまでもなく行動力のある人です。やってみよう!という前のめりの姿勢が感じられ、何とかして自分の英語力を改善したい人です。いいですね〜。こういうヤル気大切です。
2の人は、2パターンに分かれます。1つ目のパターンは、細かく質問をした後、実際に言われた方法で勉強してみる。2つ目のパターンは、相手の貴重な情報を収集して大満足して終わる。
3の人は、質問だけして「へーそうなんだ」で終わる、または、質問したのにほとんどアドバイスなんか聞いていない行動力のない人です。
4の人は、英語が話せるようになるための即効性のある特効薬を探し求めている人です。特効薬、あるんだったら私も欲しいくらい。多分、どこ探してもないかな。ドラえもんしかそんな薬出せないので諦めて頑張って勉強しましょう!!!
特に4の人は、一週間、一ヶ月、三ヶ月でペラペラに英語が話せるようになるかもしれないという淡い気持ちを忘れてください。(求めるレベルと質による)英語はやればできるようになると言いましたが、努力なしでは残念ながらできるようになりませ〜ん。
最初にも言ったように、英語ができなくて何とかしたいと思っているなら自分でアクションを起こすしかありません。誰かに引っ張ってもらわないとできな〜い!というのであれば、いっそのこと語学学校に入ってしまった方が効率的かもしれません。(学校に通って満足!ではだめなんだけどね・・・)
英語ができる人に「どうやって勉強したのか?」という質問をすることはすごく大切だと思うんです。でもね、聞いて満足の人が多過ぎる。しかもそういう人に限って数ヶ月後にまた「英語ができなくて悩んでいる」と同じ相談してきます。
私が試して良かった方法で良いならぜひ共有したい!という気持ちはあるものの、その質問2回目じゃん・・・と思うと時間割いてアドバイスしたのにまたやらないだろうなという気持ちを正直持ってしまうんですよ。
だから「英語ができなくて困っている」と思い一回誰かに英語の学習方法を教わったら、まずはとりあえず何かしらのアクションを起こしてみませんか?英語の勉強にしろ何にしろ、一歩前に踏み出すことが大切ですよ。
3. 英語ができないと言う割には結構できる人もいる
英語圏以外の国から来た人の中でも特に日本人に多い気がするのが、英語をそこそこ話せるのに「全然できないんです」とあえて自分を下げることです。
アメリカは自分のことを見て!見て!!見て!!!と自己主張が強い人が多い(勝手な意見ですが)のに、日本人のよいところでもある謙虚さが前に出ててしまい自分の評価を自分で下げてしまう人が多いんですね。
まあまあ話せるのに「私の英語なんて〜」と言ってしまうのであれば、ぜひ自分の英語に自信を持ってください。他人と比べる必要なんてないです。自分は自分でOK!なのでもし「英語上手ね!」と褒められたら「ありがとう!」とまず第一声言うようにしましょう。
そして、ありがとう!と言った上で「でもまだ勉強中なの」と言うと相手に与える印象はただ単に「いえいえ、全然できません」というよりも遥かに良くなりますよ。
「全然できないです」という人の中には、もしかしたら英語の伸び悩みを感じているという人もいるかもしれません。英語学習にも英語が上達する時期と停滞する時期があります。
ダイエットや楽器の練習もそうですが、思い通りの結果が出る時となかなか結果がでず苦しい時期ってありますよね?英語も全く同じです。全然英語が上達しない〜!(ちゃんと勉強している人の場合)となったらそこが踏ん張り時です。その停滞期を超えるとまた上達する時期にきます。
結果が出なくて苦しい時ではありますが諦めず希望を持って頑張りましょう!!
4. 英語の勉強方法は色々ある
英語を話せるようになるための練習や勉強方法っていっぱいあるんですよ。ちょっとGoogleで検索かけただけでも色々出てきますよね。一つ覚えておいて欲しいなと思うことは、一つの勉強方法が必ずしもあなたの勉強方法に合うとは限らないということです。
私は英語ができるようになるための方法を教えて欲しいと言われても安易に勉強方法を伝授しません。それは、人によって得意な点・苦手な点・伸ばしたい点・目的が異なるからです。
文法が吐き気がするくらい大嫌いという人に分厚い文法の本から始めよう!と言ったら逆効果ですよね!?(文法は大切なんだけどね!)だから私はまずその人と英語で話したり、英語を話しているのを聞いてから良い所を伸ばしつつ、苦手なところを克服するために一緒に練習の計画を立てるのが好きです。
まずインターネットからでも友人からでも良いので勉強方法を収集したら「自分にもできそうかな?」とちょっと考えてみてください。そしてその後は行動するのみです。
5. 英語ができないあなたへ。まとめ
今回は英語ができない!と悩んでいる人に向けて少しでも前に進めるように!!という思いで私の気持ちを書きましたがいかがでしたか?繰返しになりますが、英語はちゃんとやればできるようになります。
できるようになるまでにかかる時間は人それぞれですが、必ずいつか「今の英語聞き取れた!」「英語で言い返せた!」など小さな達成感を味わえるときがくると思いますよ。
「英語ができない」殻を破って、まずは一つ簡単なことからで良いので勉強を始めてみませんか?
少しでもこの記事がお役に立てたら嬉しいです!
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