グリーンカード申請プロセスの一つであるバイオメトリクス(指紋採取)が終わったあとはひたすら待機の時間が続きます。この待機時間は人それぞれで、フィアンセビザの時と同じようにいつになったら連絡くるのか謎過ぎて待ちぼうけ。
せめて頻繁に進捗状況のステータスがこまめに更新されていればもっとソワソワしないで済むのになぁ〜。とビザ申請を始めてからずっと思っていました。
フィアンセビザからグリーンカードにステータスを切替える手続き(Adjustment Status)は別の記事で紹介しています。ぜひ参考にしてくださいね!
参考: グリーンカード申請に必要手続きをステップごとにご紹介!
参考: バイオメトリクス通知がきた!
でもフィアンセビザの時と違って、自分はアメリカで生活を始めているのでどこか気持ちは正直気楽でした。グリーンカード申請中は、収入があってはならないのでパートも無理。会社勤めなんてもっと無理。というかグリーンカードない時点で不採用。
仕事をすることができないのでボランティアや近所のELSに参加しながらアメリカ生活の洗礼を受ける毎日が続きます。普段と変わらず毎日を過ごしグリーンカード申請していることすらうっすら忘れかけていた頃に一通の手紙が届きました。
1. 労働許可証承認通知がきた!
グリーンカードの申請をした時に、グリーンカードが発行される前にアメリカ国内で働くことができるようになる労働許可と渡航許可を同時に申請をしたのですが、どうやらこれらが承認されたよー!という通知が届いたようです。(I-765 Application For Employment Authorization)
大切な書類だというのに相変わらずポストに無造作に入っていました。毎回思うことですがこんな大切な書類がポーンと他の手紙類と一緒にポストに入れられて、もしも本人の手元に届かなかったらどうなるんでしょうね・・。
アメリカの郵便事情の話は置いておき、バイオメトリクスに行ったのが2016年1月12日で、労働許可証が発行されたのが2016年3月8日。約2ヶ月で労働許可がおりたことになりますが、わりと早く許可がおりちょっと驚きました。
労働許可の承認がおりたということでアメリカ国外に出ることも許可されたことになります。これで気兼ねなく日本に帰れます。
就職活動も本格的に始めないとな〜と大学生以来に味合うフリーダムタイムが名残惜しかったですが前に進まないと!と自分に喝!!笑
就労許可証と渡航許可証は一枚のカードとして通知が来た翌日に自宅に届きました。(USCISの仕事が早くてこれはまたびっくり!)
2. 主人が悲鳴をあげる
就労許可カードが届いた数日後、リビングから主人の「ヌオーーーーー!」という声が聞こえてきて本気でビビった私。何事かと思ってリビングに行ってみるとパソコンに超至近距離で近づきながらどうやら真剣に何かを読んでいるようでした。
すると突然「グリーンカード取れたかも!?」と一言。かも!?ってなんだ??と思いながら「そんな訳ないじゃん!」とクールな私。
まず第一に、つい2、3日前に就労許可証が自宅に届いたのにグリーンカードが取れるはずがない。第二に、まだグリーンカード申請の為の追加面接の知らせ、または追加面接免除のお知らせが来ていない。よってグリーンカードが発行されるのはおかしい!
ということで何かの間違いということにしよう!ということで話がまとまりました。
3. また怪しげな封筒がUSCISから自宅に届く
「また何かUSCISから手紙きたよ〜!これが面接のお知らせかな〜?」と言いながら主人に渡し、速攻ビリビリ封筒を破く主人。(大切な書類かもしれないんだからハサミを使いなさいよ!と脇で思う私。)
主人の目がいつも以上に大きくなり、めっちゃ真剣にその手紙を読んでいる・・・。早く手紙の内容を教えてくれよ〜!と言うと「WELCOME TO THE UNITED STATES OF AMERICA」の文字を指で指しながら手紙を見せてくれました。
「こ、こ、これは!!!!」なんと、グリーンカード申請が承認されましたよーー!という嬉しいお知らせでした。(I-485 Application To Register Permanent Residence Or Adjust Status)
承認された日付は2016年3月10日。なんと就労許可が承認された2日後にグリーンカード承認。超ハイスピード!あまりにも早くグリーンカードが承認され過ぎて就労許可証の出番なし。笑
ということで私たちの場合はグリーンカード面接なしでした。むしろ面接免除のお知らせすらきませんでした。そんなこともあるんだ、何でもありだなUSCISと思いながら書類祭りからこれでしばらく解放されそうです。
4. グリーンカード申請タイムラインと費用まとめ
ここでグリーンカード申請の全タイムラインと申請にかかった費用をまとめたいと思います。
【タイムライン】
2015年12月14日 I-485書類一式USCISに到着
2015年12月17日 I-485受理
2015年12月26日 バイオメトリクス通知
2016年1月12日 バイオメトリクスで指紋採取
2016年3月8日 就労許可承認
2016年3月10日 グリーンカード(永住権/GC)承認
【費用】
1,070ドル(フィアンセビザ申請費用・グリーンカード申請書類郵送代は含みません。)
5. グリーンカードの威力は水戸黄門の印籠(いんろう)並
グリーンカードが手に入るともうアメリカで怖いものはありません。というくらいアメリカではグリーンカードの威力は凄いです。無敵です。
グリーンカードは常に携帯していなければならないので、必ずお財布やカード入れの中に入れておきましょう。そして絶対に無くさないように!!!
発行されたグリーンカードは2年間の条件付きです。期限が切れる前に更新が必要になりますが、そのときの書類準備は初めてグリーンカードを申請した時より大分楽であろうと想像しています。
補足: もし万が一パートナーと上手くいかずお別れすることになってしまった場合はグリーンカードの更新は難しいかもしれません。
6. まとめ
日本から始まったアメリカ移民(移住)への長〜い、長〜い道のり。しばらく書類地獄とおさらばと思うと清々しい気分!(ほとんど主人がやったので私はまだ気楽な方でした。笑)
主人よ、手続き頑張ってくれてありがとう!!
少しでもこの記事がお役に立てたら嬉しいです!
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