アメリカで生活を始めると色々と初体験なことが増えますよね。その一つがデイライトセービングタイムです。サマータイム(英語: Summer Time 日本語: 夏時間)の方が聴いたことが多いかもしれません。
デイライト・セービング・タイムは英語でDaylight Saving Timeと書き、略してDSTとも言います。アメリカでは、サマータイムよりもデイライト・セービング・タイムと言う方が一般的です。
さて今回は、日本にはない制度であるデイライト・セービング・タイムについて紹介します。
1. デイライト・セービング・タイムとは?
デイライトセービングタイムは簡単に言うと標準時間を1時間進めて、夏の長い日照時間を有効活用しよう!というのが目的です。
デイライト・セービング・タイム(夏時間)の始まりは時計の針を1時間早め、デイライト・セービング・タイムの終わりには時計の針を1時間戻します。日本との時差も変わるので注意が必要です。
デイライト・セービング・タイムの目的はいくつかあるのですが、まず最初の方に書いたように夏の長い日照時間(太陽の自然の光)を利用して電気代を節約しちゃおう!という目的と余暇の充実&経済活性化させるのが目的です。
でもデイライト・セービング・タイム制度は反対意見も結構多いのです。意味がないっていう意見や、早く帰宅したって家でエアコン使う時間が増えるだけだから節約になってないとか色々な意見があるようです。
実際、デイライト・セービング・タイム中、アフターファイブが充実するかと言われるとそうでもない気がするんですよね。結局いつもと同じじゃない?というのが私の意見なので、時計の針を1時間ずらしてどこまで効果があるのかちょっと謎です。
2. デイライト・セービング・タイムを導入している国
緯度が低い日本ではデイライト・セービング・タイムの導入効果はほとんど得られないと思うので実施することはないと思いますが、デイライト・セービング・タイム制度を導入している国はどれだけあるか知っていますか?
(日本も実はデイライト・セービング・タイムを実施していた期間があるのです!)
現在DSTを実施している国は、アメリカ(一部地域を除く)、カナダ(一部地域を除く)、ヨーロッパ諸国、メキシコ、キューバ、チリ、パラグアイ、ブラジル(一部地域を除く)、ナミビア、モロッコ、シリア、イラン、モンゴル、ニュージーランド、オーストラリア(一部地域を除く)です。
アメリカでは低緯度であるハワイ州全体とアリゾナ州の一部地域ではデイライト・セービング・タイムは実施されていません。インディアナ州は2006年からデイライト・セービング・タイム制度の導入を始めました。
3. デイライト・セービング・タイムの期間
デイライト・セービング・タイムの始まりと終わりはいつだか知っていますか?
アメリカでは、3月第2日曜日午前2時〜11月第1日曜日午前2時までと決まっています。ちなみアメリカと同じ期間でデイライト・セービング・タイム制度を導入しているのは、カナダとメキシコです。(一部地域を除く)
11月1日はいつもより長く眠ることができますね〜。
ヨーロッパ、オーストラリア、ニュージーランド、ブラジルではデイライト・セービング・タイム期間が異なるので注意してくださいね。(一部地域ではデイライト・セービング・タイム制度を導入していません。)
4. デイライト・セービング・タイムまとめ
アメリカの夏は確かに日照時間が長いです。20時、21時くらいまで外は明るく夕飯食べ終わった頃に「ん!?今何時だ??」と思うことがよくあります。子供たちは夕飯後も家の庭でよく遊んでいます。それだけ日が長ければ日焼けもしますよね・・・。。
最近のパソコンやスマートフォンは自動的にデイライト・セービング・タイムの始まりと終わりの日に時間を変更してくれるので、うわっ!1時間違う!!なんてことは起きないので安心してくださいね。ただし、車の時計は手動で変更する必要があるかもしれません。
それでは今回はこのへんで!
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