菊の花と聞くと皆さんどんなことをイメージ(想像)しますか?
今回は私がアメリカ生活中に気がついたことを少し紹介したいと思います。テーマは『菊の花』です。アメリカにも菊はたくさんあるんですよ。
1. 菊の花のイメージ
『菊』は黄色、ピンク系、白色・・・など何種類ものカラーバリーションがありますよね。
花びらが多く、茎が少し太くてしっかりしているのが菊の特徴です。菊の花の大きさにも種類がありボンボンのようなタイプもあればデイジーに近い菊の花もあります。
冒頭にも書きましたが菊と聞くと皆さんは何を想像しますか?
恐らく多くの日本人は菊のイメージ=お供え用の花というのが一番強いのではないでしょうか?私も恥ずかしながら菊=お供え用というイメージしかありませんでした。
2. 菊について調べようと思ったきっかけ
先日、主人と一緒にスーパーに買い物に出かけた時に菊の花を見つけました。何気なく主人に「アメリカでもお供え用には菊の花なんだね。」と言ったら「え、そうなの?」とちょっと驚いた様子。
主人は花言葉や植物に関して全くの無知(むしろあまり興味ない!?)ですが意外な反応だったので「もしやアメリカでは菊に対するイメージは違うのか?」と思いモヤモヤが続き調べることにしました。
3. 菊の花言葉
菊の花言葉は何だか知っていますか?
菊は花の色によって花言葉は変わりますが菊共通の花言葉(日本語)は
- 高貴
- 高潔
- 真の愛
- 清浄
- 生命力 etc…
英語では
- Fidelity(忠誠・忠実)
- Joy(喜び)
- Long Life(長寿)
- Love(愛・愛情) etc…
4. 菊の花=お供え用は日本だけではなかった
アメリカで生活していると日本にいた頃には全く気にもしなかったことがアメリカでものすごく気になり、そのことについて調べることがよくあります。
菊の花について調べてみると韓国・中国・フランス・ポーランドでも日本と同じように菊の花を献花や墓参、そして葬儀に用いることが多いようです。また、菊の花は葬儀を連想させるのでお見舞いには不向きの花だと言われています。
5. アメリカでは菊のイメージはどうなのか?
英語のサイトを色々調べてみたのですがアメリカでは「菊の花がプレゼント用に不向き」と断言する人はいませんでした。
菊について調べていたら散歩中にみんなの家の庭が気になりよく見るようになったのですが、私の家の近所では菊の花を育てている人が結構多いことに最近になって気付きました。
彼らが育てているのは白や黄色の菊ではなく、赤や濃いピンクのボンボンみたいな菊かデイジーに近い菊です。菊の花は大きく、赤やピンクの菊の花はとても濃い色をしているのでその花があるだけで庭がとても華やかに見えます
6. 菊の花をアメリカでプレゼントする時の注意点
菊は品種改良され今は様々な色・種類があります。そのため菊の花を誰かにプレゼントをする時は花言葉を確認してから渡した方が良いです。
例えば、黄色の菊の花を恋人にプレゼントするのはNGです!!黄色の菊は「破れた恋」という意味があるので黄色の菊の花を渡された方は大ショックを受けてしまいますよ。
またアメリカには様々な国籍の人がいます。先程も述べたように韓国・中国・フランス・ポーランド(ヨーロッパ)では菊のイメージは=献花やお供えなので渡す相手がどこの国出身なのか確かめてから渡した方がよいと思います。
菊の花言葉がいくつかあるように菊の花を送るということは色々な意味を含みます。そしてそれを受取手がどう感じるか。渡す相手が菊の花言葉を知っているとは限らないのでメッセージカードに「赤色の菊はこういう意味ですよ」と書いてあげるのもよいかもしれないですね。
6. アメリカ生活中に気付いた菊の花まとめ
そういえば皇室の家紋、警視庁の徴章、議員バッチも菊の花でしたね。
私は菊の花は色によって花言葉が異なることを初めて知りました。
今回はアメリカ生活の中から学んだちょっとした気付きの紹介でしたがいかがでしたか?少しでも参考になれば嬉しいです。
少しでもこの記事がお役に立てたら嬉しいです!
あなたもアメリカにいる仲間とつながれる大人気のAmerican Sakuraネットワークグループのメンバーになりませんか?無料登録は下のボタンから簡単にできます。Join us!
アメリカの生活に関して「もっと知りたい!」「気になる!」「こういう場合はどうしたらいい?」「誰に聞いたらいい?」と思ったことはありませんか?
そんな時はAmerican Sakuraのフォーラム(掲示板)を利用してください。
Leave a Reply